オイルの経皮吸収とは

2016/02/16

春先に出版されるクロワッサン特集本
「オイル美容バイブル」での撮影の一コマ。
私は主にビューティーオイルを担当します。
今年は特に美容オイルに力を入れてお伝えしたい!
と思っております。
食用オイル以上に正しい選び方・摂取方法が
浸透していない現状ですから。
とある生徒さんから質問いただきました。
「美容オイルの経皮吸収について」
アロマテラピーをお勉強されている方は
よくテーマとなるお話かと思います。
キャリアオイル(美容オイル)は
お肌に吸収されるのか、されないのか。
吸収されるとするならば、
どこまで吸収できるのか。
精油のように血管にまで届くのか。
確かに精油は、血中や尿の中で検出されている
エビデンスがあり、微量ではあるにせよ
経皮吸収によって血中まで届くと言えると思います。
一方のキャリアオイルはというと。。。
まず、血中や尿から検出することは不可能です。
というより、困難と言ったほうが良いでしょうか。
まず、美容オイルは精油に比べると
分子量が大きく、血管に吸収されにくい
という点がありますが、
血中には経口摂取した中性脂肪や
ビタミンA・Eが流れているため、
万一、血管を浸透できたとしても
どこ吸収由来のものなのか
特定できないわけです。
さらに、経口摂取した中性脂肪は
「リポたんぱく」という
水にも油にも馴染むカプセルに入って
血中を流れることができるのですが、
経皮摂取した植物オイルが血管までの吸収過程で
この「リポたんぱく」の代わりになる成分と
出会うことは私の知る限りないのです。
(一部レシチン含有オイルはありますが、
それでも経皮から血管浸透には考え難い)
医学的な定義では
「経皮吸収=血管まで浸透する」
とされていますので、
経皮摂取するオイルを説明する際、
経皮吸収というのは正しくないのかも知れませんが、
私は美容オイルの役割は
肌本来が健やかに美しくあるために持っている
バリア機能を再現することにあると思います。
それはつまり、
「一次バリア層=皮脂膜」
「二次バリア層=角質層」
を本来の正常な機能に戻すこと。
この役割に必要なオイルが
自分にとってどの脂質をもつ植物か
是非、皆さんのお肌が喜ぶ
美容オイルに出会っていただけましたら嬉しいです。

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